パリ・オリンピック代表決定プレーオフで、尾﨑野乃香（慶大）が世界選手権5位の石井亜海（育英大）を5－4で撃破し、オリンピック代表に内定しました。この階級での慶大選手のオリンピック出場は、1956年メルボルン大会のフリースタイル+87kg級の中尾三郎以来、68年ぶりです。尾﨑野乃香は、競技に対する探究心を持ち、学業面でも幼少期から継続して成績優秀で、オール5を維持しています。2彼女のストイックな姿勢と情熱は、新たな日本のアスリート像を示しています。試合の結末は劇的で、ラスト3秒で逆転勝利を収めました。
引用元 尾﨑 野乃香／OZAKI Nonoka(@nonoka_ozaki) • Instagram写真と動画
尾﨑野乃香の軌跡
尾﨑野乃香は、帝京高校出身で、身長165.5cm。（2003年3月23日生まれ）日本の女子レスリング選手で、東京都出身です。彼女は62㎏級と68㎏級の階級で活躍しています
彼女は「初志貫徹」という座右の銘を持ち、オリンピアンになりたいという思いを強く抱き続けています。彼女は今年4月に行われたアジア選手権で昨年の世界チャンピオンを破り優勝し、その実力を証明しました。
レスリング部からの挑戦
尾﨑野乃香は、慶應義塾大学でイスラムを学ぶ一方で、レスリングの世界で階級を上げています。彼女は将来は社会に貢献できる人になりたいという思いを持ち、その情熱はいまも変わらずです。
プレーオフの舞台裏
プレーオフでは、尾﨑野乃香と石井亜海が再び対峙し、緊迫した試合が展開されました。石井が4－3とリードし、残り9.89秒で試合が再開されました。しかし、尾﨑の必死のタックルが決まり、逆転勝利を収めました。
主な戦績
世界選手権
- 2022年：ベオグラードで62㎏級で金メダル、65㎏級で金メダル
- 2021年：オスロで62㎏級で銅メダル
- U-23世界選手権
- 2022年：ポンテベドラで62㎏級で金メダル
アジア選手権
- 2024年：ビシケクで68㎏級で金メダル
世界ジュニア選手権
- 2022年：ソフィアで62㎏級で金メダル
ユースオリンピック
- 2018年：ブエノスアイレスで57㎏級で金メダル
世界カデット選手権
- 2018年：ザグレブで57㎏級で金メダル
- 2019年：ソフィアで61㎏級で金メダル
まとめ
尾﨑野乃香のオリンピック出場は、慶大レスリング部にとって72年ぶりの快挙です。彼女の探究心と努力は、日本のアスリートたちに勇気と感動を与えています。パリ・オリンピックでの彼女の活躍に期待が高まります！
