2026年9月14日に開幕したMリーグ2026-27シーズンは、早くも各チームが20試合以上を消化しました。レギュラーシーズンの全120試合から見ればまだ序盤ですが、すでに順位表にはファンが驚く動きが出ています。今回は、10月上旬時点でMリーグファンの話題になっている5つのポイントを整理します。
1. サクラナイツが昨季9位から首位に浮上
最大の話題は、KADOKAWAサクラナイツの快進撃です。昨シーズンはレギュラーシーズン9位に沈み、ファイナルシリーズに進めませんでした。ところが今季は10月上旬の時点で首位に立ち、約400ポイント前後を積み上げ、2位とは170ポイント以上の差をつけています。
特筆すべきは、勝ち方の安定感です。ここまでの約20試合のうち、およそ半分でトップを取っています。1回のトップが大きなポイントになるMリーグでは、トップ回数の多さがそのまま順位に直結します。
チームは今季、「明るく、元気に、前向きに」をテーマに掲げました。昨季の悔しさを経て、チームの雰囲気そのものを変えようとする姿勢が、結果に表れているようにも見えます。岡田紗佳選手も個人成績の上位につけており、「桜騎士団」と呼ばれるファンの盛り上がりも日に日に高まっています。
2. 新顔と「古巣復帰」に注目が集まる
6月25日に行われたドラフト会議では、3チームが新たな選手を指名しました。KADOKAWAサクラナイツは尻無濱航選手、セガサミーフェニックスは佐野ひなこ選手を獲得しています。尻無濱選手は、持ち前の明るさとエネルギーでチームに推進力をもたらす存在として期待されています。
そして最も話題を呼んだのが、U-NEXT Piratesの朝倉康心選手です。Piratesの開幕当初のメンバーだった朝倉選手が、ドラフトで指名されて古巣に戻りました。Mリーグ史上初の「古巣復帰」であり、長年のファンにとっては感慨深い出来事です。
佐野選手はグラビアでも人気の存在で、対局中の真剣に悩む表情が度々取り上げられています。麻雀ファン以外の層にもMリーグが広がるきっかけとして、今後の活躍が楽しみです。
3. 今季は2卓同時開催が大幅に拡大
今シーズンから、2卓同時開催の期間が大きく広がりました。昨季は9月から2月にかけて、木曜と金曜だけの実施でした。今季は9月21日から12月25日まで、すべての試合日が2卓同時開催です。全体の試合数は変わりませんが、レギュラーシーズンの終了日は3月2日と、昨季より約3週間早まっています。
この変更で、選手には「先手必勝」の意識がより強く求められるとの見方もあります。限られた登板機会の中で、いかに早く結果を出すか。序盤で勢いに乗ったチームが有利になる展開が増えそうです。観戦する側にとっても、同時に2つの対局が進むため、どちらを観るか迷う贅沢な時間が増えました。
4. 王者・風林火山と内川幸太郎の存在感
昨季、2度目の優勝を果たしたEX風林火山は、現在中位に位置しています。開幕式では、二階堂亜樹選手と永井孝典選手が優勝シャーレを返還し、新シーズンの幕開けを告げました。
その風林火山の中で光っているのが内川幸太郎選手です。10月8日の対局では、2試合連続でトップを獲得しました。連覇を狙う王者が、ここからどこまで順位を上げてくるのか。序盤の出遅れを取り戻す展開は、ファンにとっても楽しみな見どころです。
5. 最下位EARTH JETSと入れ替えルールの行方
一方、苦しい戦いが続いているのがEARTH JETSです。10月上旬の時点でマイナス約400ポイントと最下位に沈み、首位との差は大きく開いています。選手構成は昨季から変わっておらず、まずは勢いに乗るきっかけがほしいところです。
Mリーグには、成績不振が続くチームに対する入れ替えのルールがあります。2年連続でレギュラーシーズン7位以下になると、最低1名の選手を入れ替える義務が生じます。セミファイナルに進めるのは10チーム中6チームですから、6位以内に入るための争いは、序盤から静かに始まっています。
ポイントの差はまだ逆転可能な範囲ですが、2卓同時開催が続く間にどれだけ巻き返せるかが鍵になりそうです。
まとめ:序盤戦の勢いは本物か、それとも…
ここまでの注目点を振り返ると、昨季の下位チームが首位に立ち、新顔や古巣復帰組が話題を集め、王者は巻き返しの途上にあります。120試合という長いシーズンでは、序盤の貯金が最後まで効くこともあれば、終盤に大きく順位が入れ替わることもあります。
サクラナイツの勢いは、このまま続くのか。EARTH JETSや風林火山は、どこから反撃に転じるのか。レギュラーシーズンは3月2日までと、まだ長い道のりです。みなさんは、今季のMリーグで誰に、どのチームに注目していますか?
※本記事の順位・成績は2026年10月上旬時点の情報です。最新の状況はMリーグ公式サイトでご確認ください。

